S-8 の 部屋

S-8 の 部屋




 ガレージマンのプロフィール

ハンドルネーム

”メグロワークス”

現所在地

大阪

家族

妻1子2バイク2

仕事

定年後のパートタイマー

バイク歴

40年

年齢

うちのS−8より一歳年上

メグロ以外のバイク

ヤマハ・RX80SP


 うちのS−8プロフィール

登録車名

”メグロ”ジュニアー:S−8

主要諸元

メグロの小部屋:250cc・S−8ジュニアでどうぞ

現所在地

大阪

車体番号

S8−64−5053

状態

現在、月一のツーリングができる程度
(一応、絶好調。時々不機嫌〜笑!)

メグロ歴

30年

メグロを買った理由

エストレヤの金額で本物が欲しかった

購入状況

雑誌を観て、福島県の方から購入
その人曰く「レストアを持て余した」との由
着いて開けたらビックリのバラ!
幸い欠品は少なくメッキなどは処理済み
(肝心なメインキーが無いのには困った!)

レストア状況

1・ひたすらフレームを磨いた(とにかく汚い!)
2・エンジン腰上を仮組して悦に入る
3・電装のチェックと資料集め
(徳島のヨシカワ様、東大阪の門脇様
お世話になりました)
4・とにかく組み立ててみた(ほとんどプラモデル!)
5・燃料タンクの防錆処理をする
(室内で作業したらクリームが布団に・・・)
6・とりあえず組上がりエンジンをかけてみた
7・なんと!動く!回る!走る!
簡単に息を吹き返してしまったS−8くんでした

拙S−8を動画でどうぞ〜♪






◎ ただいま「S−8メンテナンス」を公開しています。

  みなさまから特に質問の多いメグロのメンテナンスについて、
  うちのS−8をベースに参考紹介します。

◎ 内容は、    
 ・拙S−8で使っているエンジンオイル、点火プラグ、バッテリー、添加剤    
  など消耗品。
   
 ・各種オイル交換の方法、ポイントやダイナモなど電装のメンテ方法。
   
 ・その他使っている電球類の入手など紹介。

◎ S−8以外のメグロ車でも同じかヒントにはなる内容かと思いますので、
  みなさんのお役に少しは立てるかなと考えております。

◎ やってることはわたしの独断的判断と経験で行っているメンテナンスです
  ので、場合によってはS−8の仕様に反する用法もあります。

◎ 参考にされる方は各自の判断で行ってください。不具合の発生について
  は責任持てませんのでお願いします。

               それでは「S−8メンテナンス」を宜しくどうぞ!

 S−8メンテナンス (ドライブチェーンケース)



S−8メンテナンス、今回のテーマは「ドライブチェーンとケースの着脱」に関して。

メグロ車のイメージは実用車で在り、ドライブチェーンはフルカバーで覆われて在る、
・・・っとの印象ではないでしょうか。
メグロ車でもS5辺りの時代までは比較的容易にチェーンケースは外れると感じられてかと 存じますが、60年代辺りのモデル以降、所謂筒形ケースに仕様が変わり、ケース内にチェーンが通して在るが為に、 其の取り外しに難儀されてられる方も多いのではないでしょうか。
今回はこのチェーンケースを外す手順を主にして、作業中のチェーンの処置までを記述します。
ドライブチェーンの交換に際しては、本記載を参照に作業ができますので、併せて確認下さい。



早速にリアホイールを外し置きます。

 ※リアホイールの取外しは、 こちらを参照下さいませ。

するとチェーンケース内にドリブンスプロケットのセット(チェーンホイールコンプリート)が
残ってます。




そこから、円盤状のゴムダンパー(フランジコンプリート)を取外し・・・




チェーンケース後端のスプロケットカバーを外します。
ケースの上部と下部にボルトとナットで留め合わせされて在りますので此れを外します。




スプロケットカバーが外れるとドライブチェーンが現れます。






チェーンのクリップを確認してペンチ等で外します。




ドリブンスプロケットのシャフト(アクスルスリーブレフト)のナット(ベアリングナット)を
外します。
ここは対角32mmのボックスレンチが必要ですのでご準備を!




これで漸くチェーンケースが外せる状態に為りました〜




ここでひと手間。
外れたチェーンの両端に其々、やや長い紐を括り付けて置きます。
理由は後ほど・・・




スイングアームの中ほどに在る、チェーンケースの取付ボルトを外します。




チェーンケース本体を後方にスライドしつつ外します。




やっとチェーンケースを外すことができました〜
写真のとおり、外したケースにチェーンに繋いだ紐が通って在るのが分かります。
S−8をはじめ、F型やS7以降の250ccモデル、Kスタミナなどは、
チェーンケースが筒状に為って在るために、
チェーンはケース内に通して置く必要が在ります。
一旦ケースからチェーンが外れてしまうと、
組み付けの際にチェーンを通すのが手間になるので、
後で紐を引き寄せればチェーンを容易にドリブンスプロケットまで持って来れます。
もし外れてしまっても(外す必要が在る際も)先に紐をケースに通して置けば、
チェーン単体で通すよりも容易に作業をすることができまする〜




チェーンケースが外れたところに、サイドカバーを固定する為のスタッドボルトが在ります。
ちょうどチェーンケースが後面に掛かる位置にボルトが付くステーが在ります。
ボルトはステーの後ろから刺さるように付くので、
ケースを外さねばボルトを抜き取ることができません。
このボルトのネジが舐めてしまうとサイドカバーを留め難く為りますので
機会に確認と不具合場合の交換をされることをお勧め申します。




表側のロックナットを外し、ボルトをステーの後方から抜きます。




これが外したスタッドボルト。
ねじ山が崩れてボロボロ、限界です。
換えて、ステンレスボルトに更新します。
やや長いですが、範囲内です。
元のボルトは旧JIS規格なので六角頭がひと回り小さいサイズ。
現用のISO規格は当時よりひとサイズ大きく為りますが支障は在りません。




換えたステンレスボルトをステーに通し、表側からロックナットで留めます。
やや長いねじ足分は平ワッシャでシムにして調節。
これで交換は完了です。




折角なので、外した序でにドリブンスプロケットもチェックして置きましょう〜
拙S−8はヨシカワオートクリニックにてチェーンサイズを現用の#50系に合わせた、
更新セットに換えて在りますので見た目は新しく感じます。
歯の摩耗具合も問題は無い様子、簡単にパーツクリーナーでリフレッシュして置きます。




ちなみに今回は更新しませんでしたが、
軸部にはベアリングとオイルシールがセットされてます。
ベアリングは#6005、オイルシールはSC32478が適用サイズ、参考まで〜




ベアリングにはスーパーゾイルを、オイルシールにはグリースでケアして置きます。




スイングアームの軸受け廻りもチェック&リフレッシュ。




チェーンケースも汚れが目立つ様子なのでクリーナーでリフレッシュ♪




チェーンケースを組み付けて行きます。
このとき、チェーンに繋いだ紐を引き寄せつつ、チェーンをケースから引き出します。
ケースの位置が定まればスイングアームにボルトで留めて完了。




ドリブンスプロケットを仮付けして、其処にチェーンを掛けて行きます。




チェーンの両端をスプロケットに巻き付けて、クリップで留めれば完了。
繋いで在った紐は切り取り外します。
チェーン交換の際も古いチェーンに新しいチェーンをクリップで繋ぎ、
やはり両端に其々紐を繋いで同様に作業を行うとスムーズに捗ります〜




ドリブンスプロケットシャフト(アクスルスリーブレフト)をベアリングナットで固定します。




スプロケットカバーを戻し付けて、ゴムダンパー(フランジコンプリート)を挟みつつ、
リアホイールをセット。
アクスルシャフトを通してアクスルナットで固定します。




この際にチェーンの張り具合も調整。
S−8場合はスイングアーム後端の調整ボルトとアジャストナットで!
張り具合の確認はチェーンケースに在る点検窓から確認を。
上下15mmが適当。

以上、ドライブチェーンケースの取り外しと組み付け作業は完了です。
メグロ車は他社モデルと比べチェーンの消耗が緩いとされますが、
やはり経時に伴う劣化や当時モノチェーンで在れば耐久性に難が在ります。
チェーン更新の際も以上の内容で作業が容易に進むかと存じます。
ご参照の程を宜しくどうぞ〜!


次回をお楽しみに!

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