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ガレージマンのプロフィール |
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うちのS−8プロフィール |
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(一応、絶好調。時々不機嫌〜笑!) |
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その人曰く「レストアを持て余した」との由 着いて開けたらビックリのバラ! 幸い欠品は少なくメッキなどは処理済み (肝心なメインキーが無いのには困った!) |
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1・ひたすらフレームを磨いた(とにかく汚い!) 2・エンジン腰上を仮組して悦に入る 3・電装のチェックと資料集め お世話になりました) 5・燃料タンクの防錆処理をする 7・なんと!動く!回る!走る! |
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◎ ただいま「S−8メンテナンス」を公開しています。 みなさまから特に質問の多いメグロのメンテナンスについて、 うちのS−8をベースに参考紹介します。 ◎ 内容は、 ・拙S−8で使っているエンジンオイル、点火プラグ、バッテリー、添加剤 など消耗品。 ・各種オイル交換の方法、ポイントやダイナモなど電装のメンテ方法。 ・その他使っている電球類の入手など紹介。 ◎ S−8以外のメグロ車でも同じかヒントにはなる内容かと思いますので、 みなさんのお役に少しは立てるかなと考えております。 ◎ やってることはわたしの独断的判断と経験で行っているメンテナンスです ので、場合によってはS−8の仕様に反する用法もあります。 ◎ 参考にされる方は各自の判断で行ってください。不具合の発生について は責任持てませんのでお願いします。 それでは「S−8メンテナンス」を宜しくどうぞ! |
S−8メンテナンス (燃料タンクの付け外し) |
メグロ車の燃料タンク取付方法にはいくつかありますが、 S−8の場合は500cc・Z7以降のモデルとほぼ共通するものです。 またカワサキのW1系も同様の構造と為って在るので参照下さい。 参照例として、類似形態の500cc・1Kの部品図で概要を視ます。 燃料タンク本体に対して下部に#19から#21の部品が在ります。 この部品はメインフレームに被さるように載る燃料タンクの下部で、 左右からメインフレームを挟むようにしてタンクを留めるように付けられて在ります。 目的としては燃料タンクを安定させると共に、 タンクがメインフレームの左右に振り分けられた構造で在る為に、 走行時の揺動に因ってタンク内のガソリンが揺さぶられることでのタンクへのストレスで、 タンクに亀裂など最悪場合でのアクシデントが生じないようする為です。 なので、偶に此の部品を略して省かれた個体を視ることが在りますが、 構造上の弱点を補う重要な意図が在るので、必ず付けられるよう。 また、タンクがメインフレームの左右に振り分けられた構造に拠り、 タンク内のガソリンもメインフレームの左右に振り分けられ状態に在るので。 メインフレームのラインより底部にガソリンが左右に分かれて溜まることから、 此れをバイパスして左右から繋がりを保たせる為のコネクションパイプが併せて設けられて在ります。 この様な構造で在ることから、燃料タンクの取り外しの際はこれらを先ず外して置く必要が在ります。 しかしながら、 タンク内にガソリンが滞留した状態ではコネクションパイプを外すことが出来ないことから、 拙S−8ではコネクションパイプの両端部分にそれぞれ締切コックを設けて、 此れを閉め切ってから、其の間の連結部分のパイプを外せるようにカスタムを加えて、 タンク内のガソリンが残ったまんまでも燃料タンクが外せるようひと工夫を加えて在ります。 フェルコックは閉じて置き、キャブレターへのフェルホースは片端を外し置きます。 次にタンク本体の取付ボルトの着脱です。 取付ボルトは燃料タンクの上面中程に上下を貫通するように設けられた管の中に在り、 この管はゴムのキャップ(#16・ホールキャップ)で栓がされて在ります。 ゴムのキャップを取り、中に刺さって在る取付ボルト(#15・タンクボルト)を廻し取ります。 取付ボルトの頭は対角#17で管の底の辺りに在るので、 写真のようにハンドルレンチに#17のボックスレンチを付けて作業するのが効率的です。 燃料タンクは真上に持ち上げるように外します。 外した後にメインフレームには、#17・ラバーマット、#18・バッファーラバーが在ります。 ラバーマットはフレームの上面、燃料タンクの取付ネジ穴の前後のタンクと接する付近2カ所に。 バッファーラバーはフレームの前方下部、左右に振り分けられた燃料タンクの下部に嵌る位置に。 特にラバーマットは経時劣化に因り破損して在る場合が多く視られるので、 燃料タンクを取り付けた際にぐらつきが在る場合は交換を! また取り付け位置が安定しない、あるいは劣化箇所の応急対処には、 写真のようにビニールテープで縛り置くと安定します。 燃料タンクの取付は上記の逆に作業を進めます。 注意点として、取付ボルトは締め付けが過ぎるとタンクの取付位置の管周辺にムリな応力が掛かり、 最悪な場合は周囲に亀裂とガソリン漏れを生じることが在ります。 また#19から#21の部品は、同様に上記の通り周囲に亀裂とガソリン漏れを生じることが在る為、 必ず取付固定するようにして下さい。 もしこのような症状が診られる場合は使用を止めて、 修繕または健全な燃料タンクに交換をお勧めします。 エンジンのヘッド部周辺、電装配線の点検修繕など際に外す機会の多い燃料タンクの着脱作業に、 ご参照の程を宜しくどうぞ〜! |